シカゴに住むものしかわからない?!友に捧げるラップ
[Intro: Pooh Shiesty & Lil Durk]
Smurk (Mm-mm, big blrrd, huh?)
あばよ*
*Smurk:この語には様々な意味があり、どれを取るかは非常に難しい。一般には「きつい言い方でさよならを言う」や「強く相手を拒絶する」という意味で取られるが、「ニタニタ笑う」という意味のsmirkをより強調した語として使われるケースもある。ここでは歌の内容からも「拒絶」として取るのが適当であると考えるが、冒頭部分の音遊びとも受け止められるので、結局どの意味で捉えても良いとも考える。
I don’t know why he want something back from me, shit (Mmm, mmm)
なんであいつが俺からアレを返して欲しいのかわからん
(Turn me up, YC) Shit
ぶち上げてくれYC(音楽プロデューサー)
Yeah, I give you this shit in blood, homie (Mmm, mmm)
ああ、お前に血に塗れたコレをあげるぜ
[Chorus: Pooh Shiesty]
Bitch, I got my own fire, don’t need security in the club (Nope)
やい、俺は自分の武器があるんだ、クラブ内でボディーガードはいらねえ
All that woofin’ on the net (Net), nigga, I thought you was a thug
ネットでうそぶきやがって、お前がチンピラかと思ったぜ*
*Gucci Maneが代表を務め、poohも所属している1017 Eskimo labelの「”ABCGE” featuring BIG30」の中のアルバム、So Icy Summerで彼はネットでイキるラッパーに物申している。「奴らのSNSは嘘ばっかりだ。俺らはそんなことはしない。奴らも俺が真のギャングだって知ってる。もちろんネットでイキるみたいなことはしねーぜ。」ここからも分かるように彼はネットで暴れる同業者を好んでいない。ちなみにthugはgangstaより格下に位置する。
They ain’t got nowhere to go, I shot up everywhere they was (Blrrd)
奴らに逃げ場所はない。いくところ全て俺が塞いだ
Yeah, you know who took that shit from you (Blrrd), come get it back in blood
誰がお前からアレを盗んだか知ってるだろ?文句あるなら、ぶちのめしてやるよ
Bitch, come get it back in blood (Big blrrd)
取り返せよ、血に塗れて/文句あるなら言ってみろよ
We ain’t mask up, no dodger (Nope), rich niggas know who it was (Fuck ‘em)
マスクをつけたりしない。避けたりしない*。金持ちたちは誰がやったか知ってる
*dodger:この語の訳も大変悩ましい。字面だけだと「避ける(べき)人」なのだが、スラングとして「黒人との性交を避ける白人女性」のほかにも文字に起こすのさえ躊躇われる意味が多数ある。
Extortin’ shit just like the ’80s, want something back, get it in blood (God)
80年代みたいにブツを取り立てる。アレを取り返したい、血に塗れて取る
Yeah, you know who took that shit from you (Ayy), come get it back in blood
誰がお前からアレを盗んだか知ってるだろ?取り返してみろよ、血に塗れて
[Verse 1: Pooh Shiesty]
If your nigga killer ain’t dead, you shouldn’t wear no R.I.P. shirt (Nope)
お前の殺し屋が死んでないなら、RIPのシャツを着ない方がいいと思うぜ
Wе had three hundred shots up in the car beforе we picked up Durk (3Hunna)
Durkを拾いに行く前に300発も弾が車にあった
You niggas who? Ain’t got shit goin’, go grab a glizzy, get alert (Alert)
お前誰だよ?なんも進んでねーじゃん。グロック(銃)を持って、警戒態勢だ
Shiesty G post “R.I.P.” and reason he in the dirt (On slime, blrrd, blrrd)
俺はSNSにRIPなんて載せない。墓石に彫ってあげるんだ
You gotta know I go too far (Let’s go)
俺は行き過ぎてしまったんだ。わかってくれ
It’s two O’s up on this hundred, one of ‘em might stand for O’Block (Blrrd)
この100ドル札の2つの0、そのうち1つはO’Blockを表してるのかもな*
*O’Blockは最近なくなったlil Durkの幼少期からの友達ラッパーKing vonの出身地だ。つまりキングドライブ64番地。また、O’BlockはなくなったメンバーOdee Perryからとって名づけられてる。
‘Bout twenty some shots left up in the K, fifteen still in the Glock (The glizzy)
20発ぐらいAK47に残ってる。グロックには15発だ
Keep my door unlocked and stop, I like gettin’ on feet, park the car
俺のドアに鍵をかけず、止まれ。俺はここで降りる、車を止めろ
We gettin’ up close, do him dirty, I ain’t showin’ love (Nope)
俺ら近づいている。やつをやってしまえ、情けはない
Eleven thousand all ones left my right pocket in the club (On God)
$11000、俺の右ポケットをクラブの中に置いてきてしまった*
*かなりの大金だが俺からすれば普段使いのするように右ポケットに常に入っている額の意
These blue faces up on me dirty, I went and got it out the mud (For sure)
この青ざめた顔と汚れた俺、泥の中に捨てた
If I took something, get it in blood (Blrrd), I don’t give a fuck what we was
俺が何かとったら、血に捧げる。俺らが何であったかなんて俺は気にしない。
[Chorus: Pooh Shiesty & Lil Durk]
[Verse 2: Lil Durk]
Killed your mans, you keep on talkin’, better get that shit in blood
お前の手下を殺った、お前まだ話すのか。血に塗れた方が良さそうだ
Give my shawty and them a dub, then they gon’ walk inside this club (Yeah, yeah)
俺のかわい子ちゃんとダチにダブ(賞賛の意に近い)を、それから彼らはクラブに入るんだ
Hit his lil’ ass with that switch (Grrah), I bet that switch switch up his nerves
あのスイッチであの雑魚野郎を叩け、きっとそのスイッチで彼はビンカンになるだろう
Fuck the opps, inside my city, lil’ bro put them in the mud (Brrah, facts)
ライバルにクソ食らえ、俺の街だ、俺の部下が奴らに泥をつけた
You can’t come back to your hood, huh? (Nope)
お前は自分の地元に帰ることはできない*
*これはもしかしたらchief keefに対するディスかもしれない。同様の歌詞はking von, lil durkの歌にも見られる。cheif keefは地元に還元しなかった故に自分の地元で強盗にあった。
He was dissin’ on my cousin, now his ass all in that wood, huh? (Boom, boom, boom)
やつは俺のいとこをディスった。今、あの野郎は林の中さ*
*2014年5月、lil durkのいとこであるOTF Nunuは銃で撃たれ死去した。それをMUBU Krumpは面白がりディスる。そのような行い(lil durkはカルマと考える)は最終的に彼に返ってき、2018年5月にMUBUは同じく銃撃により亡くなった。
Book his ass, I wish he would come (Pussy)
奴のアポを取れ、あいつがきてくれたらいいのにな*
*これはquando rondoがシカゴクラブにアポを取らせたことに関係している。Lil durkはこれに行くことを渇望していた。なぜならking vonのためにO’blockに戻れるからだ。
V. Roy pop up out that cut with that new Glock, I wish he would run (Grrah, grrah-grrah)
V・ロイが新しいグロックとともに現れた。なんで彼は走らないんだ*
*V.Royはking vonの別名。彼は常に銃きを携行していることで有名だった。奇しくもこの曲がリリースされてから3時間後にアトランタで銃殺された。本来は火器を持ってるが故に堂々とし、ゆっくり歩く彼を心配する意味なのだろうが、銃殺事件を知ってから聞くと火器に頼らず逃げることを願うようにしか捉えられない。
His ass playin’, bitch, I’m really icy (Really icy)
彼はイカしてる、俺はまじで金持ちさ
Pooh Shiesty, that’s my dawg, but Pooh, you know I’m really shiesty (My nigga)
Pooh Shiesty 彼は俺のダチさ、でもな俺は本当に欲深いんだ
You told all them O.T. niggas that you really slide (Pussy)
あのハズレ野郎どもに自分が本当にイカしてるって伝えたんだな
Tell the truth about your gang, bitch, they really dyin’ (Let’s get it)
お前の仲間について本当のこと言えよ、やつら死にかけてるぜ
[Chorus: Pooh Shiesty]
[Outro: Pooh Shiesty]
Come get it back in blood (Blrrd, big blrrd)
やられたらやり返すぜ